インターハイ

インターハイ(正式名称:全日本高等学校・中学校オリエンテーリング選手権大会) は中学・高校生日本一を競う大会として年1回開催されています。 今年はちょうど第30回大会になります。 小山様の時代には春に開催されていましたが 2012年度以降は秋に開催されています。

個人戦と団体戦(3人リレー)から成る2日間大会で、 それぞれ高校生の選手権クラス(ME・WE)、中学生の選手権クラス(JME・JWE)と 一般クラスがあります。 女子中学生・高校生は全国でも競技者がほとんどいないので 実質的には男子クラスのMEとJMEがメインになります。 ちなみにJMEが設けられたのは2010年度からで、 小山様の時代はME(とWE)だけでした。

個人戦では選考レースを通過した選手が選手権クラスに出場でき、 MEは上位6名、JMEは上位3名が表彰対象。

団体戦は各校から2チームまで選手権クラスに出場でき、 同一校の遅い方のチームを除いた上位3チームが表彰対象。 各校から選ばれた6人が学校の代表として競い合う団体戦は 応援や演出を含めて特に盛り上がります。


ライバル校

今回のインターハイに参加したのは麻布学園のほか 東海、桐朋、浦和、筑波大附属、小松川第二、加西、岡山白陵の計8校。 この中で麻布学園の前に立ちはだかる強豪校は東海と桐朋です。

東海は2010年から2014年まで団体戦MEクラスで5連勝を重ねた強豪。 小山様と同じ1997年にオリエンテーリングを始め、 小山様と切磋琢磨しながらチーム作りの腕を伸ばしてきた 名顧問・大野聡生氏がほとんど一人で育て上げたと言われています。 最近10年間で見ると圧倒的な優勝回数を誇りますが 昨年のインターハイ団体戦では久々に桐朋に敗れ、 優勝杯奪還を目標にこの1年取り組んできました。

その桐朋。 昨年は小山様の教えを受けたトータス所属の名将・国沢楽が チームリーダーとしてクラブを引っ張り優勝に導きましたが、 今年はその国沢楽が受験のため不在。 名将が抜けたチームでどこまで粘れるかに注目が集まりました。


過去のインターハイでの団体戦優勝回数。 第24回大会は東日本大震災で中止となっているので全部で28回。
学校 全大会(第1回〜第29回)最近10年(第20〜29回)
桐朋10回1回
東海8回7回
麻布8回1回
浦和1回0回
早稲田実業1回0回


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