尾崎弘和 大学総長から表彰される

(2016年3月27日 掲載)


早稲田学生文化賞を受賞した尾崎選手。 出典:早稲田大学オリエンテーリングクラブ公式twitter。



小山様の筆頭教え子として知られる 日本オリエンテーリング界最高の名選手・尾崎弘和氏(早稲田大学)が 早稲田学生文化賞を受賞し、同大学の総長から表彰されました。

早稲田学生文化賞は課外活動で特に優れた成果を挙げた学生を表彰するもので、 2001年5月に制定されました。 オリエンテーリング関係の受賞は2001年度にオリエンテーリングクラブが 団体として表彰されて以来14年ぶりで、個人での受賞は初となります。

尾崎選手は2004年に麻布学園中学でオリエンテーリングを始めました。 麻布の大先輩にあたる小山様に早くから目をかけられ、 同期の名親友・野本圭介と切磋琢磨しながら破竹の勢いで力を伸ばしていきました。 小山様が塾長を務める名門選手育成塾「麻塾」、 小山様がチームリーダーとして率いる地域クラブ「トータス」にも早い時期から入会。 小山様・野本・尾崎の3人が大会会場で一緒にいないことは無いとまで言われるほどの 蜜月の中で小山様の教えを目一杯受けて育った 純度100%の小山様系オリエンティアとして知られています。

尾崎選手は大学入学後も順調に力を伸ばし、 2012年には2年生の若さでユニバーシアード日本代表入り。 このときの代表チームのコーチがほかならぬ小山様で、 海外でのオリエンテーリングについて、世界を舞台にした活躍について、 長年の指導の集大成となる最高レベルの名指導を小山様から直々に受けます。 これ以降、尾崎選手は日本国内では右に出る者がいないとまで評されるほどの 快進撃を続けました。 同年9月の公認大会では名だたる日本代表選手たちを破って初優勝。 2013年には遂に世界選手権日本代表に選出され、ミドルとリレーの2種目に出走。 同年秋のインカレでは宿命のライバル・新保陽一を破って優勝。 オリエンテーリングに一層の磨きをかけるため、 オリエンテーリングの本場・スウェーデンに1年にもわたる長期留学を実施し、 その甲斐あって2014年の世界選手権・ユニバーシアードでは 出場した5種目のうちの実に4種目で日本人トップタイムを叩き出しました。 続く同年9月のアジア選手権ではリレー日本代表チームを優勝に導き、 個人戦でもミドル競技で2位、スプリント競技で3位という輝かしい結果を残しました。 国内大会では2015年3月の全日本選手権大会で優勝、 続く10月の全日本スプリント選手権大会でも優勝して無敵ぶりを示しました。 このほかにも尾崎選手の日本国内の大会での優勝は多数に上り、 その並外れた実力と小山様の教え子としての人望が相まって 日本オリエンテーリング界最高の名選手として 神様のように敬われる存在となっています。


尾崎選手の大学入学以降の主な活躍(※)
時期大会・結果
2011年7月 ジュニア世界選手権 日本代表 ロング、スプリント種目に出場  (results)
※大学入学以前に2度のジュニア世界選手権日本代表を経験
2012年7月 ユニバーシアード 日本代表 スプリント、ミドル、リレーに出場  (results)
2012/9/30JOA公認 朱雀OK20周年記念大会 優勝
2013年7月世界選手権 日本代表 ミドル、リレー種目に出場  (results)
2013/10/13インカレロング 優勝
2014年7月 世界選手権 日本代表 スプリント種目に出場し日本人最高成績  (results)
2014年8月 ユニバーシアード 日本代表 4種目に出場し3種目で日本人最高成績  (results)
2014年9月 アジア選手権 日本代表 リレーで日本代表チームの優勝に貢献!  ミドル2位、スプリント3位、ロング5位  (results)
2014/10/19 JOA公認 朝霧ナヴィゲーションパーク記念大会 優勝
2014/11/23JOA公認 ジオパーク伊豆大島大会 優勝
2015/2/14JOA公認 森林公園ナイトO大会 優勝
2015/3/29全日本選手権大会 優勝
2015年8月 世界選手権 日本代表 スプリント、ロング、リレー種目に出場  (results)
2015/10/31全日本スプリント 優勝
2016/3/27現在世界ランキング(ロング/ミドル競技)で日本人最高順位
※日本国内の大会はLapCenterによる。インカレと日本オリエンテーリング協会(JOA)公認大会での優勝のみ記載。 海外の大会はWorldofO.comおよび主催者のホームページを参照した。


参考URL:


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