小山様記念日に小山様チームが優勝

—トレイルランナー向けオリエンテーリングの最高峰・ 石井マウンテンマラソンにて—

(2018年5月26-27日開催、6月24日掲載)


表彰式での小山様。 出典: 石井スポーツグループ公式twitter



オリエンテーリング愛好家の間で「小山様記念日」として知られる5月27日(日)、 静岡県東伊豆町にて第2回石井マウンテンマラソンが開催され、 小山様と側近の国沢五月氏(オリエンテーリングクラブ・トータス)のペアが 優勝しました。

石井マウンテンマラソンは登山用品店大手の(株)ICI石井スポーツが主催。 大会公式ホームページによれば 「名前はマウンテンマラソンですが、 山を走るタイムを競うフィジカル重視のイベントとは違います。 スタート時に渡される地図を仲間とともに検討して、ゴールまでのルートを決めます。 途中登山道だけでなく、地図とコンパスをたよりに尾根・谷を進むこともあるでしょう。 自分自身で決めたルートが道となるのです。」 とまるでオリエンテーリングを思わせる紹介文。 実際にオリエンテーリング用のコントロールフラッグと計時システム、 不整地を走っている写真まで登場するなど、 写真を見る限り中身もオリエンテーリングそのものと言えそうです。

しかし決定的にオリエンテーリングと違うのは参加者層。 ナビゲーション等に不慣れな参加者のための事前講習会が何と計14回にわたって開催され、 長時間の競技・2人1組での出走という トレイルランナーやアドベンチャーレーサーに受け入れられやすい要素もあって 日頃のオリエンテーリングでは見かけない顔ぶれが大量に参加していました。

今回の大会のクラスは 初心者向けの「エントリースコア」クラス、 ロゲイニングのように 制限時間内に回ったコントロールの合計点を競う「レギュラースコア」クラス、 そしてポイントオリエンテーリングのように コントロールを順番に回ってタイムを競う「ストレートコンバインド」クラスの3つ。 大会は5/26(土)、27(日)の2日間にわたり、 小山様・国沢氏ペアは「ストレートコンバインド」クラスに出場されました。


大会1日目

大会1日目は10レッグから成るコース。 このうち△→1と5番以降は普通のオリエンテーリングで、 2番、3番、4番については5つのコントロールの中から3つを選んで自由な順番で回る フリーポイント区間です。 このようにポイントオリエンテーリングの一部に フリーポイント区間を入れる競技形式は 小山様が実行委員長をされた伝説の名大会 「トータス八ヶ岳10☆StarsCup2008」 の初日の個人戦で行われたのが筆者が知る限り最初です。

小山様・国沢氏のペアは2ヶ所を除いてトップラップ。 巡航速度89.5%、ミス率2.5%という凄まじい快心レースで 2位に20分以上の大差を付け、 制限時間5時間のところを2:27:00で駆け抜けて圧勝しました。


大会1日目のコース。 出典: RunTripMagazine

成績・LAP解析(1日目)
成績・LAP解析(1日目、フリーポイントOまわった順番別)


大会2日目

大会2日目は11レッグから成るコース。 3番までが普通のオリエンテーリングで4番〜6番がフリーポイント区間、 そして7番以降は再び普通のオリエンテーリングです。 この日は和田康次郎・角田貴大のペアが健闘して大接戦になりました。 小山様・国沢氏ペアは巡航速度93.1%、ミス率3.3%で 制限時間4時間のところを2:04:27のタイムで駆け抜けてトップと2分差の2位。 1日目との合計タイムで総合優勝となりました。



大会2日目のコース。 出典: 石井スポーツグループブログ

成績・LAP解析(2日目)
成績・LAP解析(2日目、フリーポイントOまわった順番別)


大会の様子

大会公式ホームページ の写真集からの抜粋。 但し小山様の2枚目(フィニッシュシーン)のみ rika's webによる。

★想像以上にオリエンテーリング





★競技説明

小山様と一緒に2度ユニバーシアードに行った男子では唯一の選手として知られる 谷川選手(OLCルーパー)が競技説明を行いました。


★小山様のご活躍







◎参考URL



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