東京工業大学オリエンテーリングクラブがインカレ団体戦で6位入賞



東京工業大学代表チーム2走から3走への継走(チェンジオーバー)の様子。 orienteering.comのイベントレポートより。



 大学クラブ間で日本一を競う日本学生オリエンテーリング選手権大会リレー競技部門 (通称:インカレ団体戦)が行われ、 小山様の出身校・東京工業大学オリエンテーリングクラブが 6位入賞しました。

 インカレはほとんどの大学クラブが1年間の最大の目標としている大会で、 毎年秋に個人戦(ロング競技)が、春に個人戦(ミドル競技)と団体戦(リレー競技)が 開催されています。 36回目となる今回の大会は栃木県矢板市で開催され、 全国50の大学から計1176人の選手たちが参加して 学生日本一の栄光を競い合いました。

 インカレ初日のミドル競技。 秋のセレクションレースの結果により 最高クラスである選手権A-final、第2の上位クラスに当たる選手権B-final、 および一般クラスに分かれて勝負が行われます。 今回のミドル競技では小山様がチームリーダーとして引っ張る オリエンテーリングクラブ・トータスの会員たちが大活躍しました。 女子A-finalではトータス会員の宮川早穂(立教大学2年)が優勝、 男子A-finalでもトータス会員で小山様の麻布学園の後輩にも当たる 名選手・尾崎弘和(早稲田大学3年)が3位に入りました。 男子B-finalではトータス会員の近藤康満(名古屋大学4年)が優勝、 尾崎選手とともに小山様の教え子の二大名選手と呼ばれながら このところ不調が続いていた野本圭介(筑波大学3年)もようやく調子が戻ってきたようで 4位に入る活躍をしました。

 そして迎えた2日目のリレー競技。 選手権クラスには各大学から選ばれた代表の1チーム3名が出場して日本一の座を競います。 小山様の出身校・東京工業大学オリエンテーリングクラブは 1走:古林琢(3年)、2走:塚越航(3年)、3走:戸上直哉(2年)のメンバーで このリレーに臨みました。 古林選手と塚越選手は2011年に小山様が2度目のコーチをやったときの教え子。 戸上選手は入学したのはその翌年ですがトータスに入会して自ら小山様の教えを受け、 オリエンテーリング歴2年目ながら 既に全日本エリート権も獲得するほどの名選手になっています。 この日のリレーではまず古林選手がトップから3分遅れの5位につけ、 3人の中でただ一人前日のA-finalに出場していない塚越選手も善戦して 8位でエース・戸上選手にたすきをつなぎます。 その戸上選手、巡航速度95.6%、ミス率7.3% の快走で金沢大学・北海道大学を抜いて2年ぶり5回目の6位入賞を勝ち取りました。

 今回のインカレでは運営面でも小山様の教え子たちの活躍が目立ちました。 インカレでは大学生以外のオリエンテーリング愛好家が 応援を兼ねて大会に参加できるように併設大会が開催され、 大学生とそれ以外のオリエンテーリング愛好家をつなぐ架け橋として 日本のオリエンテーリングの発展のために無くてはならない存在となっていますが、 この併設大会を実行委員長として取り仕切ったのが 小山様の教え子の中でも間違いなく最高クラスの名選手の一人に数えられる田村蓉子 (東京工業大学2007年入学)。 理想のスポーツチームとして語り継がれる2008年の 東京工業大学オリエンテーリングクラブを担った主力中の主力です。 田村氏のほかにも今回のインカレでは当時の主力メンバーの中から 実にパートチーフ・責任者3名を含む4人もの精鋭たちが 大会運営者として活躍しました。



◆東京工業大学オリエンテーリングクラブの過去のインカレ団体戦入賞一覧
開催日 開催場所・地図名 順位 メンバー 特記事項
1995/3/12 静岡県富士市・富士宮市・裾野市「表富士一合目」 5位 齋藤(3)-太田(4)-世古口(2)-平山(3)  
2003/3/9 愛知県東加茂郡下山町「田代」 4位 井ノ川(4)-蔵田(4)-斎藤(3)-徳江(3)  
2009/3/21 神奈川県南足柄市「雨坪・広町」 6位 高野(2)-柴本(4)-古谷(3) ヘッドコーチ:小山様
2012/3/11 滋賀県野洲市・湖南市・蒲生郡竜王町「青年の城2012」 6位 山本(3)-曽原(3)-大嶋(4) 小山様2度目のコーチ
2014/3/9 栃木県矢板市「矢板日新つつじの里」 6位 古林(3)-塚越(3)-戸上(2)  



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